このように穴のサイズ(=ドナーのサイズ)に変化を加えることでバランス良く、自然な状態を目指すことになります。
当院では生え際に使用する1本毛用には0.65ミリ〜0.75ミリのチタニウムパンチを用いてマイクログラフトを作製しますが、1本ずつの植毛ですのでボリュームは出ません。 但し、前述したようにより自然な生え際作製には不可欠です。
逆にボリュームを出す為に穴を2ミリ以上にすると1株あたりの毛の本数は7〜10本レベルにまで増え、理想的か或いは元々の毛の密度で植え込みができることになりますが、極端に隣接して穴をあけることが出来ない為に一定の間隔が必要になります。その結果、束状の株となり、それはあたかも田植えされた稲の状態となります。傷も頭皮に残り易くなるために殆ど行ないませんが、生え際から離れた部分で極一部であればいい結果を残す事ができると思われます。
元々、株あたりの毛数は2本が最も多いのが一般的です。(株の直径は約1ミリ)株の半数はこれら2本毛ですが、当院ではオムニグラフトを用いる際は株の直径を1.2ミリから1.4ミリとなるようにしています。1.2ミリ径であれば1株でも3本以上の毛数が期待できますし、1.5ミリであれば4本から5本の毛数に期待できる上に、束状になったり傷痕が目立つようなことがありませんので相応の密度を出すことが可能です。
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